
マルチポテンシャライト・HSP・メンサ会員の私がブログを始めた理由

はじめまして。
COTON(コトン)です。
HSP・マルチポテンシャライトと自覚していたのですが、先日JAPAN MENSAの試験に合格し、入会しました。
生き辛さを感じながらも、なんやかんやで楽しく幸せに生きてきたのですが、なぜMENSA入会に辿り着いたのかを含めて、ブログを始める理由を書きたいと思います。
Contents
自己紹介
30代後半女性です。
30代になってから、「HSP」、「マルチポテンシャライト」という言葉を知りました。
学生時代のバイトを含めて、やったことのある仕事は、家庭教師、百貨店サラダ屋さんの店員、洋菓子販売店の店員、英検の受付、営業、営業(経理)事務、Webデザインスクール講師、Webデザイン業(主にホームページの制作)です。
ここに書いていないすぐに辞めたアルバイトがいくつかあります。
記憶に残っていないものもあるかもしれません。
1つの仕事を長く続けることができず現在に至ります。
今までやってきた全ての仕事で割と結果を残せていると思いますし、周りからも評価を得たりしていました。
どんなジャンルであっても平均点以上の働きはできるだろうというような、軽い自信はあります。
それは、これまで生きてきた経験からです。
1つのことに熱中し、自分が目標としていた点をクリアする、もしくはこれ以上の成長がないと感じると、急に興味を失うということが何度もあり、自分は「飽き性」で「1つのことを続けられないダメな人間」だと思いながら生きてきました。
昨日まで信じられない程に熱中していたのに、突然どうでも良くなっているということが、周りから見てすごく変みたいです。
マルチポテンシャライトについて
そんな私が、この自分の性格についてふと検索していた時に出会ったのが、「マルチポテンシャライト」という言葉でした。
マルチポテンシャライトは簡単に言うと以下のような特徴があります。
- 色々な趣味に挑戦する
- 複数の仕事・スキルを組み合わせる
- 飽きるのが早いが、新しいことを始めるのが得意
本があることを知り、すぐに読みました。

マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法 (Amazon PRリンク)
ここに書いてある内容を読んで、「1つの仕事が続けられないダメな自分」という評価をポジティブに置き換えることができました。
ChatGPTにマルチポテンシャライトについて尋ねてみると、
「何でも器用にできるのに、一つに絞れなくて悩む」ことも多いですが、これは短所ではなく変化の時代に強い才能とも言われています。
とポジティブな回答をしてくれます。

HSPについて
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で「刺激に敏感で、繊細な感覚を持つ人」という意味です。
「マルチポテンシャライト」が先か「HSP」が先か記憶が定かではありませんが、この頃「HSP」という言葉も初めて知りました。
人と話した後に、その人との会話を振り返ってずっと心がモヤモヤしてしまう性格だったので、「マルチポテンシャライト」と同様、自分のこの性格は何なのかということを検索して、「繊細さん」「HSP」に辿り着きました。
自分ではどうやらHSS型のHSPだと思っています。
次の話は、HSPだと知るまでにひたすら疲れていたエピソードです。↓
その場がどんなに楽しくても、家に帰ると、「あの時のあの人のあの言葉、言葉の通りに受け取っていいのであろうか?何か他に意図があったのかな?」とか、「あれは今考えると失礼な言い方なんじゃないか?」とか、「あのタイミングで、なんであんなこと言っちゃったんだろう」とか、「あの時ああいう風に言ったことは、意図がちゃんと伝わっただろうか?もしかして別の××な風に捉えられたんじゃないだろうか・・・」と、頭の中で永遠に、その日の会話がぐるぐるぐるぐる回想されて、すっっごく疲れてしまうのです。
そして眠れなくなったりします。
流石にあまりにも疲れるので、何か解決策はないだろうかと、検索したことがきっかけですが、今ではその自分の特性を理解することでかなり楽になりました。
その他にも、人よりもとても匂いに敏感だったり、味に敏感だったり、聞こえてくる日本語が自然と頭に割り込んできたり、目に入る文字が、読もうとしなくても全て頭に入ってしまうというような特徴がありました。
ですが、どうやらそうじゃない人がいるなんて全く想像したこともなく、気付いたのは本当にここ数年です。
家族とテレビを見ていた時、何気なく「今の文字さ〜」と言ったら、「読んでいなかった」と答えられたことで気付きました。
((え、読んでいない?文字が画面に映ったら全部勝手に認識していないの?))
ラジオがかかっている職場は地獄でした。
聞きたくなくても常に話が脳内に入ってくることでかなりのストレスでした。
曲がかかっている間は、曲の歌詞が飛び込んでくるんです(笑)。
これもどうやら、そうじゃない人もいるらしいと知りました。
私のような敏感な性質が、どれくらいの比率でいるのか、少数派なのか等、分かりませんが、同じような人がいたらお話してみたいですね。
目にみえる情報をいつの間にかインプットしている感じなので、色々なことでストレスが多いと思います。
性格的特徴
こういう風な性格であることに、生き辛さを感じて来ましたが、HSPやマルチポテンシャライトなんだ、と理解することで、少し救いを感じました。
私はこれなんだ!と周りに説明することもできます。
仕事をすぐに辞めたり、続けることが苦痛になってくることで、自分はダメな人間だ…と思っている部分がありました。
でも、同じような人達がどこかにいることを知り、同時にポジティブな面もあるということを学んで、この性格をポジティブに捉えることにしました。
例えばAさんの話を聞いている時に、別のBさんが突然話しかけてきても、Aさんの話を聞きながら、Bさんの言葉も脳に入っているのです。
そして、Aさんの話に一段落した後に、Bさんは何を言っていたかを脳内で遡って理解することができたりもするので、便利な時もあります。
遡って考えると理解できるって、まぁまぁな特殊能力では?と、家族に言われて気付きました。
IQについて
そういう訳で、自分自身を「マルチポテンシャライト」×「HSP」だと認識していたのですが、自分のIQについては全く考えたことがありませんでした。
とある一言で、私はIQに関して興味を持つことになります。
夫から何かを話していた時、
「オレの言っていることが、いつも伝わらない。IQが20離れていると会話が成り立たないと言うけど、もしかしてそれなのかな?」
と言われたのです。
そこで私はどう思ったでしょう。
((え、夫よりもIQが20低いってこと?!))
最初はそう思いました。
最初にそう思う位、自分のIQが平均よりも高いかも知れないと考えたことがなかったです。
よく聞いてみるとその逆だったのですが、ここで私の頭の中に、ピコーンと言う音がなりましたね。
そう、これです。

確かにたまに討論(笑)をした時、私は夫の言っていることに、「何でそうなるの?」と感じることがたくさんありました。
例えば、私の頭の中に、「A→B→C」という流れがあったとします。
「A→B」は当然のことだとし、「AはCだ」と言ったとします。
ところが夫は、「AはXだ」と言うのです。
AがBならば、話は分かるのですが、
私「なぜXになるの???Xはどこから来たの?」
といような具合です。
結果、お互いよく分からないまま話が終わるというようなことを繰り返していました。
.ですが夫からの「IQのズレがあるのではないか発言」によって、私はこの、いつもなんだか話がズレる現象についての可能性を理解しました。
夫に限ったことではなく、他の人へもそんな風に思ったことが結構ありました。
なるほど、それならばと、Web上にあるIQについての色々な情報を読みました。
IQが20違うと会話が通じない?
「高知能者のコミュニケーショントラブル: IQが20違うと会話が通じない」という本を見つけたので、2回読みました。

高知能者のコミュニケーショントラブル: IQが20違うと会話が通じない (Amazon PRリンク)
この本はユーモアが感じられてすごく面白かったので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
本の内容には、納得する部分もありました。
本やネットで色々な意見や情報を見た結果、 IQが20違うと会話が通じないということに関しては、否定派も肯定派もいることを理解しました。
IQが20違うと会話が通じないという説はあり得ると言うのが私の意見です。
ただし、会話が全く通じないと言うよりは、会話はできるけど「意見を受け入れられない」と言う感じなのかなと思います。
相手が「なぜそんなことを言うのか分からない」という場面がこれまでの経験で多々あったからです。
私が多数派ではないとすると、これまで散々言われてきた、「変」とか「変わっている」とか「毒舌」とかいうような言葉に納得します。笑
そう、学生時代は散々「変わってる」と言われていました。
ですが、そうは言っても、今までIQなんて全く気にしたことがなく、自分自身のIQが、幾つなのか分かりません。
そこで初めて、Web上にあるIQテストをしてみました。
有料のものも、無料のものもいくつか試してみましたが、試したテスト全てで平均よりも高い数値が出ました。
高いものは145くらい、低いものでも130くらいです。
((思ってたよりも高いぞ?))
でも、Web上のIQテストは、普通よりも高く出ると色々なところに書いてあるし、テストも簡単に感じるので、本当かどうか分からない。
本当に135以上なのであれば、日本人の平均とされる数値よりも、20以上離れていることになります。
ここで、コミュニケーションのずれが発生していたとするならば、過去に仕事上で、「何度伝えても指示通りにしてもらえない、なぜなの?!」というような困惑やイライラ、人と話が合わないことに対してのストレスが、全てスッキリするのです。
私は過去に事務職をしていた時にすごくストレスを抱えていました(笑)。
ですが、その時に職場の人が見ていたものと、自分が見ていたものが違ったのかも知れない、と考えました。
Web上のIQテストだけでは自分のIQが平均とズレているという確証がありません。
MENSAに辿り着く
そこで、辿り着いたのがMENSAでした。
((もし、MENSAに合格すれば、同じように苦しんできた人と出会えるのでは・・・?))
そういう気持ちでテストを受けました。
試験は簡単でした。
絶対に合格した!と思ったのですが、結果が来るまではドキドキしていました。
合格し、「やっぱり私は少数派で、変だったんだ」と思います。
自分の思考の仕方、性格、色々なことが腑に落ちて、何かの答えがわかったかのように少しスッキリしました。
IQが人より高い=頭が良い という理解ではなく、みんなと考えていることが違うかもしれないんだ、と思います。
また、これまで感じていた何だかよく分からない生き辛さが証明されたような気持ちもあります。
また、入会してからまだ何も参加できていないので、これから楽しみたいと思っているところです。
イベントに参加するのがとても楽しみです。
このブログでどんな発信をしたいか
そういう訳で、私は「マルチポテンシャライト・HSP・メンサ会員」というプロフィールを手に入れました。
「変わっている」と散々言われてきた自分の頭の中を整理し、こういうことを考えているよ〜と発信したいです。
私がどんなことを考えてどう生きているのかを吐き出すことで、もし同じように悩んだ経験がある方や、なんか辛いかも・・・と思っている人に「自分だけじゃない」と知ってもらったりできたらいいなと思います。
自分自身もよく分からなかったモヤモヤした気持ちを自分で理解したいです。
そして、楽しみたいです。
匿名でないと、思っていることを中々言えない自分がいるので、ここでは思っていることを自由に書きたいです。
話し合えるような仲間や、何かの仕事が一緒にできるような仲間を見つけられたら良いな、と思っています。
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